2009年9月13日付の「スペクトラム・デビュー30周年祭ブログ」に掲載された
記事を、ブログ閉鎖に伴いこの場所に移動しました。
日時：2009年8月23日（日）14:30開演 17:00終演
場所：野方区民ホール（東京都中野区）
企画・主催：スペクトラム・デビュー30周年祭実行委員会
当日はお昼頃から野方区民ホールエントランス前に入場を待つたくさんのお客様が並び始め、
13:30の開場と同時にロビーは大変にぎやかな状態となりました。
ロビーでは当時使用されていた楽器や新田さんが着用していたマント、ポスター、コンサート
パンフレットなどの展示と共に
・デビュー30周年記念Ｔシャツ
・チャーム（復刻版）
・ステッカー
のグッズ販売を行い、大変ご好評頂きました。
14:30開演。前半は「24時間テレビ」や「ファイティング80's」などのライブ映像やCM映像、また当時
スペクトラムに仕事で関わっていらした雑誌・音楽業界の方々のビデオインタビューなどをお楽しみ
頂きました。
最初は客席のお客様も若干緊張気味の様子でしたが、上映がはじまり、ライブの演奏が進むに
つれ、笑顔の方や体でリズムをとる人もでてきて、コンサート会場のような雰囲気に。
そして司会の川嵜淳一さんの和やかなトークですっかり会場もリラックスモードになり、後半の部へ。
司会者の呼び掛けで兼崎順一さん、吉田俊之さん、西慎嗣さん、奥慶一さん、今野多久郎さんが
登場すると、歓声を上げる人、手を振る人など、会場はたくさんの笑顔でいっぱいになりました。
▲トークショー中のどんぺいさん、吉田さん、西さん、奥さん、今野さん
＜ファンからの質問コーナー＞
（敬称略）
①スペクトラムの曲の中でいちばん好きな曲はなんですか？
（兼崎）「FLY」。意外と好きでした。
（吉田）「あがき」。あの曲だけは特別です...。
（西）ギターソロを初めてやらせてもらえた「侍ｓ」。あと「夜明け」。
（奥）「Question'81＆'82」がなんか妙に好きでした。
（今野）とにかく聞き込んだ「Act-Show」と「Tomato Ippatsu」。
②曲をつくるとき、どのように曲作りをされたのでしょうか？
（兼崎）モチーフをみんなで持ち寄ってきてリズム隊やホーンセクションそれぞれ
アイディアを出し合いながら曲作りをしたパターンが多かったと記憶してます。
後半は個人が曲を持ってくるようになりましたが、それでもスタジオでいろいろ
意見を言い合いながら形にしていたと思います。違ったかな？（笑）
③影響を受けた音楽、好きな音楽は何でしょうか？
（兼崎）僕らの年代はすべての音楽が過渡期で、何にでも影響を受けたと思います。
（吉田）何に影響を受けたかといえば、新田さんとどんぺいさんの力は本当に凄かった。
（西）人生観を変えられたのはビートルズ、エリック・クラプトンなど。そしてスペクトラム。
スペクトラムがなかったら自分の今の音楽観は無かったと思います。
（奥）Jazzに興味を持つきっかけになったドビュッシー。Popsではスティービーワンダー。
そして、スペクトラムのメンバーに生音の凄さを教えられたことは今でも財産です。
（今野）吉田拓郎さんフリークでした。あとスペクトラムをやって岡本さんのビートに鍛えられ
ました。ラルフ・マクドナルドもスペクトラムで演奏したくて聞きまくりました。
まったりトークショーも後半になるにつれ次第に話は盛り上がり、司会者が話を戻そうにも一向に
まとまらないまま、どんどん脱線気味になっていきました。
お楽しみ抽選会とじゃんけん大会では、ステージと会場が一緒になって盛り上がりました。
▲どんぺいさんとじゃんけん（左は司会の川嵜さん）
最後に今回残念ながらお越しいただけなかった岡本さん、渡辺さん、新田さんから頂いたメッセージ
を紹介し、ご出演頂いた兼崎さん、吉田さん、西さん、奥さん、今野さんからご挨拶頂き、名残りを
惜しみながら終演となりました。
イベント終演後は、会場のお客様同士でも約30年ぶりの再会に歓声をあげている方々もいらっしゃり、
ちょっとした同窓会会場のような雰囲気となっていました。また、親子で楽しんで帰られた方、
若いファンの方などさまざまな年代の方が「スペクトラム」をキーワードに思いっきり楽しんだ１日と
なりました。
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